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PETボトルが、なにから生まれるかご存じですか?
例えばよく知られているプラスチックと同じ原料からつくられているのです。 「プラスチック」の代表選手は、ポリエチレン、ポリプロピレン、プラモデルなどに使われるポリスチレン、繊維に使われるナイロン、ポリエステルなど。このうち、PETボトルはポリエステル(ポリエチレンテレフタレート)からつくられます。ですから素材的には、ワイシャツやブラウスなどの繊維やビデオ・オーディオテープと兄弟にあたるわけです。
PETボトルの原料は、ポリエチレンテレフタレートと呼ばれる樹脂。英語でPOLYETHYLENE TEREPHTHALATEと書くため、その頭文字をとってPETと呼んでいるのです。
少し難しい話しになりますが、このポリエチレンテレフタレートは、石油からつくられるテレフタル酸とエチレングリコールを原料にして、高温・高真空下で化学反応させてつくられる樹脂のひとつ。この樹脂を溶かして糸にしたものが繊維、フィルムにしたものがビデオテープ、ふくらませたものがPETボトルというわけなのです。PETボトルは繊維やビデオテープと素材的に兄弟、と言われるのはこれが理由です。  
ところで、プラスチックは日本では1,362万トン(2003年)、世界では1億9,400万トン(2002年 CIPAD推定)もつくられています。分野別プラスチック消費量では包装容器が最も多く、日本・世界ともプラスチック消費量全体の約40%(2002年)を占め、第1位を占めています。PETボトルはプラスチック包装容器に位置づけられます。PETボトルは便利なプラスチック容器として、とっても身近なものとなりました。日本では1996年に20万トンの生産量だったものが、7年後の2003年には48万トンと増加し、PETボトルの暮しに果たす役割はますます重要なものとなっています。
ペット容器は1982年、食品衛生法により飲料用容器として認可され、その後、しょうゆ用、アルコール飲料用と広がってきました。
同年、リサイクル問題等に対応するためボトルメーカーと樹脂メーカーにより「ペットボトル協議会」が設立され、1993年には飲料5団体とPETボトル協議会によりペットボトルのリサイクル問題を専門に扱う「ペットボトルリサイクル推進協議会」が設立されました。
 ペットボトルは透明で軽く割れない、「リキャップ」(何度もキャップができる)ができるなど、他の容器にはない特徴を備えた飲料容器として機能面では非常にすぐれています。しかし1996年に500MLの小型ペットボトルが登場すると、ペットボトルの消費量は著しく増加し、リサイクルに回されず在庫となったペットボトルが問題となりました。
 しかし、業界の努力によりこの問題は解決に向かっています。2000年度のリサイクル率は31.8%です。これは、1993年度の0.4%に比べて驚異的に伸びており、世界でも最高水準のリサイクル率です
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ペットボトルマークって?
ペットボトルはリサイクル率をあげるために1993年に第二種指定製品に指定され、
現在のペットボトルリサイクルの表示が義務づけられました。この表示はすべてのペ
ットボトルではなく、飲料・酒類・しょうゆのペット容器のみに表示が義務づけられて
います。

また、2001年4月からはキャップ・ラベルにプラスチックマークの表示が義務づけられ
ています。
ペットボトルのリサイクルの流れ
自治体によって回収されたペットボトルは、リサイクル工場に運ばれていきます。
洗浄してラベルなどがはがされ、キャップやPET以外の素材でできた取っ手などのペット以外の素材の部品がのぞかれ、最終的には繊維などの原料となる「フレーク」などに加工されます。工程は約1.5時間。フレークは、繊維メーカーなどに販売されます。
ペットボトルリサイクルの問題
 ペット再生樹脂は、品質的にオリジナル原料品に比べると問題があります。現在は企業の制服などに使われて順調にリサイクルされていますが、将来のペットボトル消費の拡大には対応しきれない可能性があります。
 そのためアルミ缶やびんのように大量にリサイクルが可能な「B TO B(ボトル ツー ボトル)」のリサイクルの必要性が叫ばれ、現在研究が進められています。
 またペットボトルについても、リサイクルしやすい設計をするためのガイドラインが制定されました。ガイドラインでは、着色ペットの禁止やはがしやすいラベルの工夫、取っ手やキャップの材質規定などが定められています。

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