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| 静岡新聞に載りました。 芳醇な味「ただにしき」 幻の紅茶、静岡の会社が製法改良 |
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| 不二聖心女子学院(裾野市桃園)の学院茶園「不二農園」に現存している紅茶 用希少品種「ただにしき」が、静岡市内の製茶工場の技術でよみがえった。「ただに しき」は幻の紅茶と呼ばれるインドアッサム系雑種。今年7月、同学院から製茶を委 託された「丸子紅茶」(村松ニ六社長、静岡市駿河区丸子)が製法を改良した。 昔ながらのさわやかで芳醇(ほうじゅん)な味と香りが愛好家の話題を集めている。 「ただにしき」は明治39年に県茶業試験場(現県農林技術研究所茶業研究セン ター)が当時の農商務省農事試験場(東京)から多田系インド雑種の種子を取り 寄せて育成し、命名した。害虫に強く育てやすいことから、昭和30年代には浜松市 の三方原や沼津市の愛鷹山ろくで広く栽培された。しかし、紅茶が日本の食生活 になじまず、国産紅茶の衰退とともに激減した。国内では既に、ほとんど栽培されて いない。 不二農園は「やぶきた」「ただにしき」「からべに」などを昭和20年代から、1万200 0平方メートルの茶園で栽培している。栽培面積4700平方メートルの「ただにし き」の管理はシルバー人材センターなどに委託し、茶摘みは体験学習として生徒ら が行っている。 丸子紅茶の村松さんは「ただにしきの茶園が残っていたこと自体が驚き。発酵方法 などの工夫で、本来の味がよみがえった」と胸を張る。元県茶業試験場富士分場 長の増沢武雄さん(70)は「大量生産できないが、栽培履歴の分かる貴重な紅 茶」と太鼓判を押す。 不二農園運営主任の池谷浩さん(63)は「これまでは校内や系列校で消費してい たが、伝統の味を数量限定ながら紅茶愛好家にも味わってもらいたい」と話してい る。(以上静岡新聞) |
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